2022年9月21日付国土交通省プレスリリースにて、第21回日本鉄道賞受賞者を公表いたしました( 第21回「日本鉄道賞」の受賞者が決定しました! )。
遅ればせではありますが、第21回日本鉄道賞に応募し入選させていただきましたのでご報告いたします。
応募テーマ
山形新幹線・秋田新幹線の特急料金・座席指定料金の適正化~1.7 回分 910 円の徴収からの是正~
2022年3月11日まで山形新幹線で福島を跨ぐ場合、および秋田新幹線で盛岡を跨いで利用する場合、座席指定料金が1列車分の530円ではなく割増の910円として徴収していました。
双方とも「つばさ」「こまち」という1つの直通列車であること、1つの直通列車において1つ分を超える座席指定料金を徴収することの法的問題性などを検証し、2019年から座席指定料金減額を訴え記事作成及び広報活動をしてまいりました( 山形新幹線・秋田新幹線の料金設定に違法の恐れ JR東日本、鉄道事業法違反の疑い 山形新幹線・秋田新幹線の料金設定で )。
結果山形新幹線と秋田新幹線を運営するJR東日本は2021年11月の座席指定料金見直しによる1列車分徴収530円へ減額をすると公表し2022年3月12日乗車分より実施したに至ります。
この間にもJR6社旅客営業規則取扱規程にしか掲載のなかった特定運賃や特定料金を上記規定であるJR6社旅客営業規則に記載することにより、より透明性の高い規則へと変えています。今回の山形新幹線・秋田新幹線の特急料金・座席指定料金の適正化は、該当線区以外にも様々な効果をもたらし、それが評価され今回入選するに至っております。
関係各者の皆さま、ご協力のほどありがとうございます。今後も鉄道時刻表ニュース・時刻表の達人の活動へのご支援のほど宜しくお願いいたします。
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