ダイヤ改正まとめて一年間! 2018年の活動予定と2017年の振り返りについて 2018年はダイヤ改正60周年です!

2018年も残りあと3週間ほど。今回は2017年の振り返りと2018年の活動予定について報告する。

目次

2017年の振り返り

本年鉄道時刻表ニュースでは138本の記事を書き、昨年と比べて約3倍となりました。今年は新企画として過去の新幹線ダイヤ改正を記事化する「週刊新幹線」を開始したことにより、全ての月で投稿することが可能になったためで、総記事数が200を超えたこともあってかアクセス数も大幅に上昇しています。

ただ、今年注目を集めたのは、ダイヤ改正よりも臨時列車だったということ。例えば…

…など、今年は臨時列車が例年になく話題性を集めたものが多く、前期に限れば確実に臨時列車記事でアクセス数を稼いでいました。今年ダイヤ改正で目玉となったのは、3月4日の全国一斉ダイヤ改正ではなく、鉄道の日10月14日に行われたJR東日本のダイヤ改正でしょう。利用客視点では常磐線の品川乗り入れ列車が大幅増加したこと、鉄道ファン目線では東北本線黒磯駅完全直流化に向けて黒磯〜新白河間でE531系交直流電車やキハ110系列気動車が走り出したことなど、対象線区は少なかったものの注目を集めました。

そのほか、2017年の鉄道時刻表ニュースの活動としては、9月20日にURLを現在のtrain-times.netに変更し、10月2日よりサイト名を現在の「ダイヤ改正情報サイト 鉄道時刻表ニュース」に切り替え、知名度上昇を狙いました。その結果(SEO的にも有用な記事を多く書いているのもあるかもしれませんが)「サイト改正」を実施した鉄道コムでは11月下旬より鉄道ブログランキングでIN順もOUT順も1位にほぼ固定し鉄道コムからのドメイン別流出サイトランキングでYoutubeやYahooブログなどのサブドメインにより多数あるサイトに次いで第5位に輝き、google検索でも「ダイヤ改正」というキーワードで概ね5位〜6位くらいだったのが今では概ね3位にまで落ち着いています。12月のダイヤ改正一斉公表で検索順位が下がる可能性がありますが、少しずつ世間に浸透し始めているのは間違いないでしょう。ブログの体裁なのに写真無し・長文・スローニュース(つまり投稿の速さにこだわらず内容を深堀りする)というブログとしてもニュースサイトとしても異色の存在であることが、鉄道サイトの中でもそこそこの人気を集めている理由のようです。

ただ、5月から始めた新企画「週刊新幹線」が、新幹線のダイヤ改正予測やら臨時列車やら(特に今年は異例の豊作)、世界の高速鉄道の最高速度引き上げや新線開業で全く進まず、1964年10月の開業から6本しか書けず未だに1965年9月までしか進んでおらず、開始から半年で1年分のダイヤ改正・臨時列車しか進んでいないという事態になっています。当初「週刊新幹線」は採算の取れない超赤字部門でしたが、現在ではユーザーの方にも読んでいただけるようになり少しずつ赤字額も減少し始めているところです。他の記事収入での埋め合わせは今後も続けますが、東海道新幹線の過去のダイヤ改正を解析するのは私の夢でもありますので、現代に追いつくあと10年くらいは続ける予定です。

その他にも、6月~7月にかけて章見出しデザインを変えてみたり段落で1行ずつ空白を入れてみたり、11月には字の大きさを大きくしたことで視認性を向上させました。Twitterでの新着記事のお知らせはかねてより行っておりましたが、フォロワー数が200を突破。年内の250突破はほぼ確実で、300目指してできるところから行おうと思います。また今年の新トレンドとしては、Facebookで大きく広まった記事がいくつかあったことです。Facebookで広まる記事は鉄道コムの人気度とは関係なく、近畿より西側の記事で起こりやすいようです。

そんな中、毎年12月に待ち受ける、鉄道ファン向けの少し早いクリスマスプレゼントが鉄道各社から一斉に届く大規模イベント、ダイヤ改正プレスリリース全国一斉公表が差し迫っています。例年12月第3金曜日に実施されていますが、本年に限り日並びの関係から12月22日に実施されるのか、12月15日に実施されるのか不透明な情勢となっています。当鉄道時刻表ニュースでは毎年恒例の速報を行う所存でございますので、ダイヤ改正プレスリリース公表日には、是非当鉄道時刻表ニュースに足をお運びください。

2018年の活動予定

鉄道各社からのクリスマスプレゼントをもらえば、新年はもうすぐ。2018年の活動予定についてお知らせいたします。

まず、何と言っても2018年はダイヤ改正のメモリアルイヤー。「ダイヤ改正」という言葉が史上初めて使用された国鉄監修交通公社の時刻表1958年10月号の発売からちょうど60年、還暦という節目の年を迎えます。ダイヤ改正60周年に向けて、当鉄道時刻表ニュースでは様々な企画や要望を考えています(実際に成されるかはなってからのお楽しみ)。

企画

  • ダイヤ改正のポータルサイトを新たに作成し、性質ごとにサイトを分割。サイトについてなど現在のサーバーでは設置できないようなページの作成を含む。
  • ダイヤ改正を世界に発信するため、多言語版の作成。フランチャイズ方式を検討しており、外部向け募集要綱・要領は今後作成予定。
  • ダイヤ改正60周年を迎える10月頃を目安に時刻表からダイヤ改正を振り返る記事を当鉄道時刻表ニュースに掲載

要望(応えていただけるかは先方次第)

  • 当時の「国鉄監修交通公社の時刻表」を受け継ぐ「JTB時刻表」を発行するJTBパブリッシング様とのタイアップ。3月号または10月号でダイヤ改正60周年記念企画として誌面で何かできたらいいなと考えています。もちろんダイヤ改正60周年記念ロゴの作成は大大大歓迎です。
  • 2018年1月からテレビ放送が始まる「新幹線変形ロボ シンカリオン」のパワーアップ形態にダイヤ改正を使ってほしい。ダイヤ改正すれば新しい時刻で運転できてスピードアップができる、的な感じで。
  • (ダイヤ改正とは関係ないが)2018年にJR東日本が機動戦士ガンダムについて何かやるらしい。JR西日本でも当然Zガンダムについて何かやるよね?だってZガンダムのモチーフは国鉄大阪鉄道管理局(当時)の「新快速」なのだから!

このような方針で2018年は活動したいと思います。

結び

当サイトを始めて2年が経ちましたが、広告を入れても薄給で続けられている背景には、なんといっても「時刻表」と「ダイヤ改正」が好きだから、の一言に尽きます。2017年は様々なライバルブログが出現しましたが、どれもお金目当てのサイト作成で、制作者本人から楽しみが伝わりません。そしてネタ切れで自滅し、残るは赤字のみです(さすがに回収可能額だとは思いますが)。鉄道ファンの中に様々なジャンルがある中ではっきり言って鉄道ブログは収益を上げるのに向いていません。私はたまたま鉄道コムと相性が非常によく、「ダイヤ改正」や「時刻表」という非鉄道ファンでも知っているキーワードをたまたま扱ったためある程度のアクセス数を確保していますが、写真無し・長文・スローニュースというお金目当てではありえないことを続けていることこそが安定したニーズの確保に繋がっているものだと考えています。確かに広告収入で資料収集の資金は確保できますし助かっていますが、生活資金までは到底不可能に近いと思います。当鉄道時刻表ニュースは「時刻表」「ダイヤ改正」の2つへの想いをそのままに今後も記事化してゆきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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