都市圏という考え方

私は最近「都市圏」という考え方にはまっている。

都市圏の定義は日本の場合自治体の人口の5%が中心都市やその衛星都市に通勤・通学していればその中心都市の都市圏となる。世界の場合は統計があまりとれないことからやや曖昧にしており、市街地のつながりを見ているようだ。

世界最大の都市は中華人民共和国の重慶市である。省級市のため、省並みに広く、北海道より広い。人口はざっと3,000万人。しかしあまりに広すぎるが故、市街地のつながりを見ていくと重慶都市圏は750万人ほどしかいないという。

また、東京都市圏の場合、東京都のみならず埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県の一部まで含まれる。

世界には人口1,000万人を超える都市圏が39ある(218年4月現在)。うち中国は6つ、インドは5つ(多分2019年には6つになる)、日本は3つもある。

では、順位を見ていこう。5位は韓国・ソウル都市圏。仁川など衛星都市が多いからね。

4位はフィリピン・マニラ都市圏。2018年12月にやっと地下鉄が開業するらしい。

3位はインド・デリー都市圏。首都も少し移転したけれど、まだまだ多いようだ。

2位はインドネシア・ジャカルタ都市圏。約3,200万人を擁する巨大都市圏でやっと近郊鉄道が開業する見込みのようだ。

そして、待望の1位は…

東京

人口3,800万人、世界一人口の多い都市圏。

5位まで並べてみると、すべてアジアの都市で、中国の都市がない(おそらく2019年にはソウルの人口減により6位上海都市圏が繰り上がる見込み)。つまり、現在より未来のマーケットは中国ではない、フィリピンでありインドでありインドネシアであり、そして日本なのだ。

日本は世界一の都市圏なんだ。日本の鉄道が世界一で何が悪い。

編集後記
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鉄道つれづれ話

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